プロセスオートメーションに求められる高信頼電源ソリューション
デルタの産業用電源は、過酷かつ危険を伴うアプリケーション環境に対応するよう設計されており、悪天候、温度変動、粉塵・ガスなどの汚染物質にさらされる現場でも安定した動作を確保します。 当社の電源製品は、防湿コーティング(コンフォーマルコーティング)を施すことで、厳しい環境条件下においても基板を確実に保護します。さらに、DINレール電源は広範な動作温度範囲に対応しており、高い信頼性と耐環境性能を実現しています。
CliQ IIシリーズ DINレール電源
CliQ IIシリーズ DINレール電源は、危険場所でのプロセスオートメーション用途に対応した認証取得モデルをラインアップしています。選定モデルは、ATEX指令(欧州)およびClass I, Division 2(北米)に準拠しており、可燃性ガスや蒸気の存在する環境での使用に適しています。
本シリーズは、過酷な環境下でも確実に動作するよう設計されており、基板には防湿コーティング(コンフォーマルコーティング)を施し、-25℃~+80℃の広範な動作温度範囲(コールドスタート:-40℃)にも対応しています。 また、冗長化モジュール、バッファモジュール、DC-UPSモジュールとの組み合わせにより、信頼性の高い包括的な電源管理ソリューションを構築することが可能です。
Force-GTシリーズ DINレール電源
Force-GTシリーズ DINレール電源は、高電力密度と最大95%の高効率設計により、省スペース・省エネルギー・コスト削減を実現します。 本シリーズは、-30℃〜+70℃の広範な動作温度範囲(コールドスタート:-40℃)に対応しており、防湿コーティング(コンフォーマルコーティング)を施した基板により、粉塵や一般的な汚染物質からの保護性能を強化しています。これにより、過酷な産業環境下でも安定した電力供給が可能です。 また、高温環境でのフル負荷運転にも対応しており、単相モデルでは最大60℃、三相モデルでは最大55℃までの安定稼働を実現しています。 このような高性能・高信頼設計により、排水処理設備、食品・飲料製造ライン、医薬品製造工程など、さまざまなプロセスオートメーション用途に最適な電源ソリューションです。
CliQ Mシリーズ DINレール電源
CliQ Mシリーズ DINレール電源は、石油精製所や石油化学プラントをはじめとした幅広いプロセスオートメーション用途に最適なソリューションです。特に、陸上および洋上(オフショア)での使用環境に対して高い耐環境性を備えており、信頼性の高い電力供給を実現します。 本シリーズは、基板(PCBA)に防湿コーティング(コンフォーマルコーティング)を施しており、高温環境下でも安定した動作が可能です。また、DNV GLおよびABS認証を取得しており、海洋用途にも適合した設計です。 さらに、Advanced Power Boost(APB)機能を搭載しており、多負荷接続時に故障負荷による突入電流が発生した場合でも、システムの動作継続を確保します。これにより、システム全体の信頼性と安定性を大幅に向上させます。
プロセスオートメーション向け電源はデルタとともに
デルタは、パワーマネジメントソリューションのグローバルリーダーとして、プロセスオートメーション用途に最適化された多彩な電源ソリューションを提供しています。 当社の電源製品は、高効率・高信頼性・高耐久性を兼ね備えており、石油精製所、石油化学プラント、排水処理施設などの重要な産業分野において、多くのお客様に選ばれています。 デルタの電源ソリューションは、厳しい環境下でも安定した運転を実現し、産業インフラの持続的な稼働を支える最適な選択肢です。