ビルオートメーション用途向けの電源ソリューション
デルタのビルオートメーション向け電源は、現代建築の自動化システムを支える中核コンポーネントとして設計されています。セキュリティシステムからHVAC(空調)制御システムまで、あらゆる設備において、安定した動作と高い安全性を確保します。
ビルオートメーションシステムには、自動集中制御機能が不可欠であり、火災リスクの低減や狭小空間での感電防止設計も求められます。デルタはこうした要件に対応するため、ユニバーサルAC入力対応のコンパクトかつ高電力密度設計の電源を提供しています。
これらの電源は、高い信頼性と安全性を兼ね備え、ビルオートメーションに関連する各種安全規格に適合しており、制御盤や分電盤、各種ビル設備への組込みにも最適です。
ビルオートメーションに最適な電源の選択肢
デルタのDINレール電源(Chrome IIシリーズおよびLYTE IIシリーズ)は、高効率かつコンパクト設計で、ビルオートメーションシステムにおける限られたスペースへの設置に最適です。これらの電源ユニットは、さまざまな環境条件下でも安定した電力供給が可能な高い耐久性を備えています。特にChrome IIシリーズは、DIN 43880規格に準拠しており、低無負荷電力消費(DOE VIエネルギー効率基準準拠)を実現。ビルオートメーション分野における省エネ・高信頼性電源ソリューションとして重要な役割を果たします。
デルタのスイッチング電源は、ビルオートメーションが求める高い耐久性・長時間稼働に対応しています。PMRシリーズおよびPMT2シリーズのパネルマウント型電源は、1Uの薄型設計により、限られた設置スペースにも容易に対応します。PMRシリーズはアクティブPFC(力率改善回路)を内蔵し、大規模システムでの安定した電源供給と電力最適化に貢献します。一方、PMT2シリーズは汎用産業機器向けに適したコストパフォーマンスの高い電源です。
また、セキュリティ・監視システムなどの重要インフラにおいては、無停電電源が必須です。PMUシリーズおよびPJUシリーズは、DC-UPS機能を内蔵しており、アクセス制御や監視カメラ等への常時電力供給を可能にします。これにより、24時間365日稼働するセキュリティシステムの信頼性を確保します。
デルタと共に、ビルオートメーションの未来へ
電源技術の革新をリードするデルタは、品質・信頼性・安全性への確かなこだわりをもとに、ビルオートメーションシステムや電源ソリューションの導入・更新を検討されるお客様にとって最適なパートナーです。
私たちは、長年の実績と現代建築のニーズに対する深い理解を活かし、高性能・高信頼の電源ソリューションでお客様のプロジェクトをサポートします。
デルタのビルオートメーション向けスイッチング電源は、連続稼働、高信頼性設計で、関連安全規格に準拠と、コンパクト設計、高電力密度により、省スペースと高効率な電源供給を両立します。
また、安全性を重視した設計により、火災リスクや感電リスクを低減。狭小スペースや公共エリアでの安心・安全な運用を実現します。
ホームオートメーション、CCTV監視システム、エスカレーターやエレベーターの電源供給など、幅広いビルオートメーション用途に対応する製品ラインアップを取り揃えています。